クローンについて

 人のクローンは倫理的に駄目だ……意味がわからない。
他の動物であるならば良いのか?
意味不明ではないだろうか、人間に奢った考えがあるからそんなこというんだ。
あたかも自分たちは他のものより優れている、特別だ。
莫迦らしい、中途半端な頭の良さが招く悲劇だ。
 先が観とうせない、自分の私利私欲しか考えていない、他の生物との調和を乱す唯一の生物、進化の過程を外れた生物、変異体だ、進化を早まりすぎた、人類の進化の早さに地球が付いていけなくなった。
人類はもっとゆっくり歩むべきだった。しかし、これが自然の摂理なのかもしれない。
 人間が地球を破壊することも自然の摂理のひとつかもしれない。
生命がクローンを作り出すことそれもひとつの繁殖の方法かもしれない、進化のひとつかもしれない、間違えなどないのかも知れない、だんだんとわからなくなる。
全てが自然の摂理なのかもしれない。
 宇宙規模もしくはそれ以上の規模で考えれば、少しぐらいの変種など取るに足らないものなのかもしれない。
地球が今すぐ滅びようと大したことじゃない。
 生殖の統べを失いつつある人類が生物を作り出そうとすることは至極最もな考えだ。
種の繁栄は本能なのだから。
しかし、クローンは進化ではなく維持だ、クローンこそが人類の進化のスピードを緩める適切な処理なのかもしれない。
しかし、それを否定するものは多いかもしれない、クローンは神をも恐れぬ大罪であると、では機械はどうなのであろうか?
自ら考えることのできる機械は生物と呼べるのではないだろうか?
機械が一度、自我を持てば人間など比べ物にならない速さで進化していくのではないだろうか。
 この地球には生憎、有機物で出来た生物しかいない、しかし、広大な宇宙のどこかには無機物で出来た生物がいるかもしれない。
いや、その無機物の生命体を人間が作り出すかもしれない。
倫理がどうのこうのと言う人々に問う、これは倫理に反しないのか?
難しい問題だ。
 機械が自我を持ったとき機械たちはどのような進化をするのか実に興味深い、他者との共存を望むものもいれば他者を支配するものもいると思う。
どんなに人々が幸せを願おうと、その気持ちを全ての人が願うとも思えない、ずれは必ず生ずるものであり、ずれがあるからこそ進化もある。
 人間の存在は大きなずれによって生まれたものなのかもしれない。